日の出院のブログ

2013年7月23日 火曜日

腰痛の原因とに効く体操 倉吉  交通事故治療相談・腰・肩の治療

どうも倉吉です。今日は真面目な話をします。

皆さんもこれを見てやってみて下さい。


腰痛は人が2本足で立つようになってから生じやすくなったと考えられており、

人間の宿命とさえ言われています。

全人口の2~3人に1人は、一度は腰痛に悩むといわれていますが、

多くの場合は一過性の腰痛です。

しかし、中には急性腰痛(ぎっくり腰)を繰り返す人や、

慢性の持続する腰痛に悩まされる人が、かなりいます。

このような腰痛を起こしやすい人には、働く姿勢にも関係がありますが、

姿勢の異常や体幹・下肢筋肉のバランスの不良が多く見られることが指摘されています。




次に腰痛になりやすい人を紹介します。

1 腰椎の前湾(腰のそり)が強くなっている。

2 腹筋の力が低下している。

3 背筋や下肢の筋肉の柔軟性が低下している。

4 腰を伸ばす筋肉の力が低下し、腰曲がり傾向にある。



下の図は脊柱を支えている筋肉と、脊柱の湾曲に影響を与えている下肢の筋肉を示したものです。



腹筋が弱くなってゆるみ、腰椎を伸ばす(後へそらす)筋肉が細くなって(背筋・腸腰筋・四頭筋・膝屈筋)が

緊張すると、腰椎の前湾(そり)が強くなり、腰痛を起こし易い状態になります。

逆に、農家の婦人に多いのですが、腰を伸ばす筋力の方が弱くなり、

腰曲がりの傾向がでても腰痛を生じます。

また、腹筋と共に、背筋の力も低下していることが多く、

腰椎を支える力が全体に低下しています。



これらの不良姿勢、筋肉のアンバランスを直す目的で次のような腰痛体操を行いましょう。

① 体幹・下肢の筋肉を柔軟にする腰痛体操

② 骨盤の傾きと腰椎の前湾(そり)を減らす腰痛体操

③ 腹筋・背筋の力を強くする腰痛体操



また、歩くことは腰のために大変よい運動になるので、できるだけ歩きましょう。

今日は①の体幹・下肢の筋肉を柔軟にする腰痛体操を紹介します。

1-1

両手でひざを抱え込み、背中を丸くします。

<目的> 背筋を柔軟にし、腰椎前湾を減らします。

(10秒間×2回)






1-2

1-1の状態から、片方の足を伸ばして床につけるようにします。左右交互に行います。

<目的>伸ばした方の足のつけ根(腸腰筋)を柔軟にします。

(左右とも10秒間×2回)




1-3

四つんばいの状態で片方の足を伸ばします。

ひざとアキレス腱を伸ばしてください。左右交互に行います。

<目的>伸ばした方の足のつけ根(腸腰筋)を柔軟にします。

(左右とも10秒間×2回)



1-4

横向きに寝て、上になったほうの足をつかみ、後方へ引っぱります。

この時、腰がいっしょに反らないように、お腹を引締めて下さい。左右交互に行います。

<目的>腸腰筋、四頭筋を柔軟にします。

(左右とも10秒間×2回)




1-5

立って足を交差させた状態から両手を下げて前屈します。この時、後の足のひざを伸ばして下さい。

両手を床につけることが理想ですが、無理な場合はできるところまでで構いません。

足を左右入れ替えて、左右交互に行います。

<目的>背筋および膝屈筋を柔軟にします。

(左右とも10秒間×2回)



1-6

あおむけの状態からゆっくり腰をひねり、片足を交差させて反対側の床につけます。

この時、背中を床から離さないのが理想です。左右交互に行います。

<目的>背筋、臀筋を柔軟にすると同時に腰椎の柔軟性も高めます。

(左右とも10秒間×2回)





長くなりましたが今日はこれで終わりです。

3日続けてブログを載せたいと思います。

明日のブログで②の骨盤の傾きと腰椎の前湾(そり)を減らす腰痛体操を紹介します。




投稿者 日の出院

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