春日本院のブログ
2016年12月21日 水曜日
理由 【春日市 カイロプラクティック 関節痛 高山質店側】
年末も押し迫って来ましたが日中は結構暖かい日も多く
朝夕の寒暖の差が激しい日が続いています。
最近の患者さんの状況を見ても長く来られなかった方が
体調の急な悪化で来院されている様です。
さて、天候による体調の悪化、
例えば...「雨が降る日は関節痛が酷くなる。」
と言うような事は一般に知られていますが
この事象について理由を知る治療家はどれ程いるでしょうか。
医者なんて普通考えもしません。
~自律神経系の関与~
自律神経系とは読んで字のごとく
意識せずに体を働かせている神経系統の事を呼び
役割によって交感神経と副交感神経とに別れています。
自律神経系は体外環境と体内環境のすり合わせ
を目的として備わっていると言っても過言ではなく
季節・気温・朝夕・心理と言った物に反応して
心拍・血管・血流・ホルモン・腺等の調節をしています。
"痛み"が増幅される時は、交感神経が優位に働いていて
ノルアドレナリンが放出され血管が収縮、血流が早まり、心拍が上がる
と言った状態になります。
(ノルアドレナリンは中枢神経系への覚せい作用があり、体を目覚めさせ危機に対して素早く反応できるようにします。)
人間の体は理由なく変化をすることはありえません。
考えてみてみてください。
寒い日は手足の末端が冷たくなり体も緊張します。
つまり、交感神経が優位にある状態です。
と言う事は痛みに対して過敏になると言う理由です。
投稿者 春日本院