春日本院のブログ

2018年11月 7日 水曜日

お灸のこと 田上

こんにちはeyeglass


お灸が怖いと思ってる方は損をしています!


勿論一時的に熱いとおもうこともありますが、ほんの数十秒の間だけです。


始め少しだけ我慢?すればあとは気持ちいいだけです。


お灸は、一般的にモグサ(艾)を皮膚の上(経絡上のツボ)に置いて燃やし、その温熱刺激によって体調を整える治療技術です。


お灸に使う"モグサ"とは一体どんなものなのでしょうか?一般的にお灸で使うモグサ(艾〔もぐさ〕)は、乾燥させたヨモギの葉(の絨毛〔じゅうもう〕)を精製したものです。

また、モグサを燃やした時の独特な香りは、ヨモギに含まれるシネオールという成分が燃焼した時の香りで、

この成分はローズマリーやローリエなどの葉にも含まれており、さわやかですっきりとした芳香を持つためリラックス効果も期待できます。

 一方で、「お灸は熱い」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。実際、子供の頃「悪いことをするとお灸をすえる」と言われた人もいるかもしれません。

その昔、お灸と言えば、強い熱刺激で故意に火傷をつくり、化膿させて膿を出すという方法(打膿灸〔だのうきゅう〕)が用いられてきました。

この灸法は有痕灸〔ゆうこんきゅう〕と言って、皮膚に灸(火傷)の痕をつくることから現在ではあまり使われていませんが、

意図的に火傷をつくることで身体を巡る血液中のさまざまな物質が活性化し、免疫機能に作用することが知られています。

有痕灸には他にも、イボやウオノメなどに直接お灸をすえて、角質化した組織を焼け焦がす焼灼灸などがありますが、

現在では火傷の跡を残さない心地よい温熱刺激のお灸(無痕灸〔むこんきゅう〕)が主流となっています。

ですから、一昔前のように「お灸=熱い、やけど」ということはありません。むしろ、心地よい温かさで、心身ともにリラックスできる治療法がお灸なのです。


お灸の効果のメカニズムは複雑で、まだ解明されていないこともありますが、

お灸により免疫機能、代謝機能などを高め、病気になりにくい身体を作ることが知られています。

また、投薬治療に比べ副作用も少なく、冷え症や月経痛、不妊症などの婦人科系の疾患にも効果的ですし、

高齢社会を迎えた現代では、元気に健康で長生きするための予防医学としても期待が高まっています。


お灸の興味を持たれたら、是非 にこにこまで




投稿者 春日本院

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