春日本院のブログ
2016年12月13日 火曜日
すべてはお話を聞いてから 【春日市 カイロプラクティック 整骨院 高月側】
おはこんばんは。カイロプラクター・オブです。
今回は問診についてお話ししましょう。
当院に限らず治療院に行くと必ず問診と言ってあなたの体の状態をお伺いする時間が設けてあります。（院によってまちまちですが問診の時間も料金に含まれるのが通常です。）問診は、経緯や病歴をお聞きして治療の適応を判断したり、治療箇所の予測やこれから行う治療の協力や同意を得ることを目的としています。
本来、病院や整骨院では国民保険を使って治療を行うため治療部位が限定されます。必然的に対処療法となり問診もそこまで時間を取る必要が無くガイドライン通りの治療になります。
（ガイドラインはあらゆる既得権（特に医者）を守る為に作られていて、決して患者優先と言うわけではありません。因みにこのシステムが国民皆保険制度を壊滅させる原因でもあります。）
人はそれぞれ環境が違い発症に至った経緯も違うわけですから、患者の背景を詳しく聞き出すことは正しい解決策（治療法）を導き出す近道です。
私個人の経験では、問診：検査：施術の時間的割合は６：３：１、重要度は問診・検査：施術＝５：５。
カイロプラクティクと言う全体から答えを導き出す治療法の性質上もあるのかもしれませんが日の出院の様に自由診療（実費）を取り入れている治療院はどこも問診に充分時間を割きます。（そう考えると特別な費用も取らずに日の出院は丁寧な問診をしていて良心的です。）
因みに・・・
米国発祥のカイロプラクティックでは、院は"治す"だけの場所ではなく"体を知る"教育機関としての役割を持っています。これは国民皆保険制度が無く医療費が高額と言うお国柄もありますが、「自分の体は自分で管理する。」と言う個人の意識が高いためです。日本人は具合が悪くなって健康の大切さに気付きますが、興味を持って知ろうとする人は極僅かです。
せっかく専門家の処に通うわけですから自分の体の事を知ってもらって一緒に体の問題を解決できるようになってもらう方がされるがままの治療で余計な医療費が掛ったり、医療事故が起こる事を防ぐことにもなるのではないでしょうか。
投稿者 春日本院
